考え方を変えてポジティブに

クレームは貴重な意見であり財産なのです。

意見があるなら聞こうじゃないか

会社を運営し、自社で製造・販売している商品や自社で展開しているサービスの評価が高まっていき、事業展開が進んで会社規模が大きくなれば、それに比例してクレームの数は増えてしまいます。
ユーザーが増えることで、提供している商品に対して様々な方向からの見解をする人の数が増えます。そうすることで、自社に対するマイナスの感情を抱く方も増えていくのは当然でしょう。

もしかすると、いわれのないクレームを投げかけてくるモンスタークレーマーの数が増えてしまう可能性もあります。クレイマーについて悩みを抱えている個人事業主の方は少なくありません。それに対しては、自社の知名度が上がってきた証拠としてポジティブに捉えるべきでしょう。
クレーマー被害が増えることは、事業展開をしていく上で当然ありうる現象ですから、前向きに捉えることでストレスを感じにくくなります。

クレーム被害にはパターンがあります。パターンがあるということは、解決策も検討しやすいということです。
そこで大切になってくるのが、同じ悩みを抱えている者同士で交流することです。経営者会議やビジネス関連パーティーに参加することで、企業にとってマイナスになっている要素に関する情報交換ができ、うまい解決策を引き出して共有することができます。

企業の運営に関して、トラブルが全くなく理想通りに経営を進められるということはほとんどあり得ません。トラブルに対する正しい処理法や解決策を多数ストックしておくことにより、適切な対応ができます。
そのため、クレーム被害そのものが企業にとっては財産になり、経営基盤を固める素材となりうる可能性を秘めているのです。
様々な業界におけるクレーム談義はこちらから→《クレーム実態調査